宿敵、レアル マドリード相手に勝利してスーパーカップを制し、その後も連戦連勝のバルセロナがベニート ビジャマリンに乗り込む
迎え撃つベティスは好調の首位チーム相手にどのような戦いをみせるのか
今回のサッカー観戦記はスペイン ラ・リーガの上位対決、レアル ベティス 対 FCバルセロ 戦のレビューです
レアル ベティス 対 FCバルセロナ
2023年2月2日 スペイン ラ・リーガ 第17節(延期試合)
レアル ベティス 1-2 FCバルセロナ
メンバー
レアル ベティス
監督 マヌエル ペジェグリーニ
【スタメン】
13 | ルイ シウバ (GK) |
5 | ギド ロドリゲス |
8 | ナビル フェキル |
9 | ボルハ イグレシアス |
10 | セルヒオ カナレス |
11 | ルイス エンリケ |
14 | ウィリアム カルバーリョ |
16 | ヘルマン ペセーラ |
19 | ルイス フェリペ |
20 | アブネル |
24 | アイトール ルイバル |
【交代】
18 | アンドレス グアルダード (63分In) |
➡ウィリアム カルバーリョ Out | |
7 | フアンミ (63分In) |
➡フェキル Out | |
28 | ロドリ (78分In) |
➡ルイス エンリケ Out | |
23 | ユスフ サバリ (78分In) |
➡アイトール ルイバル Out | |
12 | ウィリアン ジョゼ (78分In) |
➡ボルハ イグレシアス Out |
FCバルセロナ
監督 チャビ エルナンデス
【スタメン】
1 | マルクアン ドレテアシュテーゲン(GK) |
4 | ロナルド アラウホ |
5 | セルヒオ ブスケッツ |
6 | ガビ |
8 | ペドリ |
9 | ロベルト レバンドブスキ |
15 | アンドレアス クリステンセン |
21 | フレンキー デヨング |
22 | ラフィーニャ |
23 | ジュール クンデ |
28 | アレックス バルデ |
【交代】
10 | アンス ファティ (81分In) |
➡ラフィーニャ Out | |
11 | フェラン トーレス (84分In) |
➡ガビ Out | |
19 | フランク ケシエ (90分In) |
➡ペドリ Out |
基本システム
左:ベティス(緑白) 右:バルセロナ(金)
[システム図①]
試合開始時
[システム図②]
63分ベティス ⑦フアンミ、⑱アンドレス グアルダード投入
[システム図③]
78分ベティス ⑫ウィリアン ジョゼ、㉓サバリ、㉘ロドリ投入
81分バルセロナ ⑩アンス ファティ投入
[システム図④]
84分バルセロナ ⑪フェラン トーレス投入
90分バルセロナ ⑲ケシエ投入
得点
【65分・バルセロナ】得点者:ラフィーニャ(0-1)
デヨングの好判断、クイックリスタートでベティスに守備陣形を整える間を与えずフィニッシュ
左ハーフスペース、ハーフウェイラインから若干ベティス陣内に入った位置でガビがアイトール ルイバルに倒されファールの判定、バルセロナにフリーキック(FK)が与えられる。ここでボールのすぐそばにいたデヨングはFKをクイックリスタート。左サイドのスペースを走るバルデにボールを送る。
後退しながら守備体勢を整えようとするベティスに対してバルセロナは中央をレバンドブスキとペドリが、右サイドからはラフィーニャがベティスゴールに向かって走り込む。ボールを受けたバルデはドリブルでペナルティエリア内へ侵入すると、ディフェンスに来たペセーラを縦に抜いてディフェンスラインの裏側へグラウンダーのクロスを送る。このクロスにファーサイドでラフィーニャが右足で合わせてゴール。
[システム図⑤-(1)]クイックリスタートからゴールへの流れ(1)
デヨングのクイックリスタートにバルセロナは4人の選手がベティスゴールに向けて走り出す
⑥ガビがファールを受けて得たFK、㉑デヨングはクイックリスタートで左サイドへボールを送る。
急いで守備体勢を整えようとするベティスに対してバルセロナは左サイド㉘バルデ、中央では⑧ペドリと⑨レバンドブスキ、右サイドから㉒ラフィーニャの4人がベティスゴールに向けて走り出す。
ボールを受けたバルデは左サイドのスペースをドリブルで進みペナルティエリア内へ侵入。
中央レーンではレバンドブスキがマッチアップする⑲ルイス フェリペの背後をスラロームを描きながら斜めに前進。マークにつきずらい動きでベティスゴールへ向かう。中央レーンのもう1人、ペドリは全速力で一直線にベティスゴールに向かって走り込む。
右サイドのラフィーニャは、マッチアップする⑳アブネルの背後を取りスピードをコントロールしてオフサイドラインぎりぎりの位置をキープしながら進み、右手でバルデに対してディフェンスラインの裏へボールを出すよう指示を出す。
[システム図⑤-(2)]クイックリスタートからゴールへの流れ(2)
ディフェンスライン裏へのクロスにラフィーニャは小さなプルアウェイでマークを外しシュート
ドリブルでペナルティエリア内に侵入した㉘バルデはディフェンスに来た⑯ペセーラを縦に抜いてディフェンスラインの裏へグラウンダーのクロスを送る。ファーサイドの㉒ラフィーニャが⑳アブネルのマークをプルアウェイ気味に動いて外し、右足でクロスボールに合してゴールとなる。
フィニッシュの時点でペナルティエリア内では⑧ペドリ、⑨レバンドブスキもフリーとなっており、ベティスが守備の体勢を整える前に完全に攻め切った形となった。
クイックリスタートからの見事な速攻。
ペドリ、レバンドブスキ、ラフィーニャの3人がそれぞれに異なる質の動きでゴール前に侵入して行く様は、見ていてとても面白かった。
【80分・バルセロナ】得点者:ロベルト レバンドブスキ(0-2)
右サイドのコーナーキック(CK)。ペドリはアウトスイングのキックでゴール前へボールを入れると、中央でアラウホが体を捻りながらのヘディングでファーサイドへボールを流す。
ボールはベティスのゾーンディフェンスの穴へと落ちると、ペセーラの背後からレバンドブスキが飛び出し右足でシュートを放ちゴール。
【85分・ベティス】オウンゴール(ジュール クンデ) (1-2)
縦パスからサイドに展開してクロスときれいな形で攻撃を作ってのゴールだった
センターサークル内でボールを持ったギド ロドリゲスが、前線から中盤に下りてきたジョゼへ縦パスを入れる。ジョゼはこのボールをダイレクトで右ハーフスペースの敵ライン間へと叩くと、ロドリが前向きにボールを受けそのまま前進。ベティスに攻撃のスイッチが入り、バルセロナの守備ブロックは後退モードとなる。
ロドリは右サイドを上がって来たサバリにパス。サバリはバルセロナのディフェンスライン裏へクロスを上げる。このクロスがファーサイドへディフェンスに来たクンデに当たり、ボールはバルセロナゴールへ吸い込まれる。
局面ごとの方針
ベティス
【ポジティブトランジション】
ボールを奪えば縦へ進む事を優先。バルセロナは攻撃時に前掛かりになるので前方にはスペースがある事が多い。前進はそのスペースを狙う。
前線ではセルヒオ カナレスがオフザボールで敵ライン間を左右に動き、バルセロナのディフェンスライン裏のスペースを突く。セルヒオ カナレスの裏抜けを使ってバルセロナゴールに向かう事が、この局面でのファーストオプション。
ボールホルダーの前方を塞がれ縦に進むのが難しい時や、バルセロナの帰陣が速く縦に進むより先にスペースを埋められた場合はポゼッションオフェンスに移行する。
前半はこの局面からの攻撃が機能していたが、後半はバルセロナのネガティブトランジションでの動き出しが良く劣勢を強いられる。
【攻撃】
前半、攻撃の初期段階でフェキルはギド ロドリゲスの右脇へ下がるので、中盤はギド ロドリゲスがアンカーの逆三角形になる。ビルドアップはペセーラ、ルイスフェリペの2センターバック(CB)と逆三角形の中盤でパスを回して前進を図る。
前線では左サイドハーフ(SH)セルヒオ カナレスがポジティブトランジションからの攻撃と同様に、敵ライン間を左右に動きながらバルセロナのディフェンスラインのギャップから裏のスペースを狙う。右SHのルイス エンリケは右サイドから縦方向に仕掛け、右サイドバック(SB)のアイトール ルイバルもオーバーラップで右サイドの攻撃に加勢する。
後半、フェキルは攻撃の初期段階で敵ライン間にポジショニングする事が多くなる。ビルドアップは2CBとダブルボランチ(ギド ロドリゲスとウィリアム カルバーリョ又はアンドレス グアルダード)が2-2の並びでパスを回す。
78分に投入されたロドリは(スタメンSHのルイス エンリケと比べて)内に絞ってハーフスペースにポジショニングするので、80分台はサイドのスペースをサバリ、アブネルの両SBが上がって行き、SBが攻撃の幅を取るようになる。
[システム図⑥]ベティス、攻撃のイメージ図
⑧フェキル下がってビルドアップのパス回しに加わる。
前線では⑩セルヒオ カナレスが敵ライン間を左右に動き、ディフェンスラインのギャップを突いて裏のスペースへ抜け出す。
⑪ルイス エンリケは右サイドを縦方向に仕掛ける。
前半、下図のような形での攻撃が多くみられた。
【守備】
バルセロナのビルドアップに対してはフェキルとボルハ イグレシアスがバルセロナの2CBを牽制しつつ、中盤へのパスコースを切る。2列目以降は4-4のブロックを敷いて、バルセロナの前進に対して構える。
基本方針としてバルセロナが前進し、ミドルサードに入った辺りからマークを掴みに行くが、状況によってはアタッキングサードから前に出てバルセロナの2CBに対してプレッシャーをかける事もあった。
自陣での守備では4-4-2の陣形を組みマークを掴む。
放送席解説(WOWOW)の野口幸司氏は
「(システムマッチアップ上)中盤はベティスにとって2対3で、バルセロナは中央に人数をかけてくるので中盤が数的不利に陥りやすい状況だが、フェキルが中盤に下がったりアイトール ルイバルが内に絞ってガビをマークする事で対応している」
と説明。
アイトール ルイバルが内に絞った場合はルイス エンリケが下がって右サイドのスペースをケアする。
バルセロナ
【ネガティブトランジション】
素早くマークを掴んでベティスの攻撃を阻止する。
特に後半はこの局面で先手を取る事が多くなる。仮にプレスをかけられない状況でボールを失ったり、プレスを外されたりしてベティスにカウンターアタックを仕掛けられても、素早い戻りでベティスがフィニッシュに至る前に前進をストップさせる。
【守備】
ベティスのビルドアップに対して、ラフィーニャとレバンドブスキの2人が前線に構えベティスの2CBをみる。2列目以降は前2人の動きに合わせてポジショニングする。状況によってはペドリが中盤へのパスコースを切る為に2列目から前に出る事もあった。
守備の初期段階では前に出て強くプレスに行くよりも、相手の動きをしっかりとみながら的確にマークを掴めるようにポジショニングする。ベティスが前進すればチーム全体でボールサイドにラインを絞り、味方同士の距離を縮めながらボールホルダーへ寄せてプレスに行く。
プレスのかけ方は、ボールホルダーに対してマッチアップする選手が強く当たり、1人目のプレスがかわされれば間髪入れずに2人目の選手がボールホルダーに対して寄せて行きボールを奪う。この形のプレスは後半特に機能する。ネガティブトランジションからの守備でも同様の方法でプレスに行く。
自陣に下がった場合は4-5-1の陣形を組みマークを掴む。
【ポジティブトランジション】
ボール奪取時の状況によって縦へ速く攻めるのか、ボールをキープしてポゼッションオフェンスへ移行するのかを判断する。
前半はポゼッションオフェンスへ移行する事が多いように感じたが、後半は前向きにボールを奪う割合が増え、縦に素早く攻める事が多くなる。
【攻撃】
ビルドアップはアラウホ、クリステンセンの2CBと、中盤のブスケッツ、デヨングが2-2で並び、ここを起点にパスを回す。デヨングがポジションを下げるのに対してもう1人のインテリオール、ペドリは前に出る。また左ウイング(WG)のガビは中央へポジションを絞るので、中央レーンの並びは2-2-2となる。主に中央のレーンを使って前進する。
ガビが内に絞る事によって生じた左サイドのスペースへはバルデが上がって行く。
ボールが前進して行く段階でレバンドブスキが頻繁に下がってパスを受けに来る。その時はラフィーニャが前線へと入る。
アタッキングサードへ侵入すればベティスの4バックに対して5人の選手を前線に並べ数的有利を作り、縦パスを前線に差し込む。サイドからクロスを上げる時は、人数的に大外で人が余るのでファーサイドを狙う事が多かった。
解説の野口幸司はフィールド左側からボールを運ぶ攻撃について
「バルデとガビの2人だけでの攻めならベティスの右サイドも対応ができるが、そこにデヨングやレバンドブスキが絡んでくるとマークが浮いてくる」
と説明。
後半はそのフィールド左側からの攻撃が増え、特にバルデはベティス守備陣に対して積極的に仕掛けて行く。
左からの攻撃が増えれば、フィールド右側ではラフィーニャがアイソレーション気味に構えボールを持てばドリブルカットインで仕掛ける。
84分以降、フェラン トーレスとアンス ファティが左右のWGに入ると、この2人がサイドに張って攻撃の幅を取る。
[システム図⑦]バルセロナ、攻撃時の陣形
ビルドアップは④アラウホ、⑮クリステンセンの2CBと中盤3枚のうち⑤ブスケッツ、㉑デヨングの2人が2-2で並び、ここでのパス回しが起点になる。⑧ペドリと⑥ガビがその前にポジションを取るので中央レーンは後方から2-2-2の並び(下図の点線内)になる。
左WGのガビが中央へポジションを絞り、左サイドのスペースへは㉘バルデが上がって行く。
ボールが前進すれば⑨レバンドブスキはボールを受けに下がり㉒ラフィーニャが前線に入る。
試合の感想・ポイント
前半
ボールを支配するバルセロナ、ベティスは堅い守備とポジティブトランジションからの攻めで対抗
バルセロナがポゼッションを握りベティス陣内へと攻め込むが、なかなかフィニッシュまで持って行けない。
バルセロナは前進局面で左SBのバルデが盛んに攻め上がるが、解説の野口幸司氏はバルデの攻撃参加に対して
「相手が嫌がる動きができていない」
と指摘していた。また、アタッキングサードまで侵入すれば前線に5人の選手を並べ、前線の選手にボールを差し込んでディフェンスラインを崩しにかかるが、前線の選手は足元でボールを受ける動きが多く、ディフェンスラインの裏を狙うような深さを取る動きは少なかった。
守るベティスも守備陣のゴール前でのポジショニングやマークの掴みが良く、バルセロナに簡単には決定機を作らせない。
堅い守備でバルセロナの攻撃を弾き返すベティスは、ただ守るだけではなくポジティブトランジションから狙いを持った攻撃で反撃。セルヒオ カナレスがバルセロナ守備陣の裏を突く形でチャンスを作る。
結局両チームともゴールは奪えず、前半はスコアレスとなったが、ホームのベティスはリーグ首位のバルセロナ相手に十分戦えた前半だった。
後半
ネガティブトランジションで優位に立つバルセロナ、攻撃面ではバルデが躍動
後半バルセロナはネガティブトランジションでベティスを上回る動きをみせる。また守備時のプレスでも、1人目がボールホルダーに強く当たり1人目がかわされれば素早く2人目のディフェンダーがボールホルダーに素早くアプローチしてボールを奪いに行く守備が機能。非ボール保持の局面で優位性を築き、ベティスのポジティブトランジションから攻撃に至る流れを封じる。
攻撃面でもバルセロナはバルデが前半とは見違えるような積極的な仕掛けをみせ、逆サイドではラフィーニャがドリブルカットインでベティスゴールへと迫る。
攻守両面で優位に立ち試合の主導権を握ったバルセロナは65分、FKのクイックリスタートからラフィーニャが決めて先制点を挙げる。80分にはCKからレバンドブスキが追加点を奪い、スコアを2対0とする。
後半、ポジティブトランジションで劣勢となり思うような戦いができなかったベティスは、85分にようやく反撃に出る。ギド ロドリゲスを起点に途中出場のジョゼ、ロドリ、サバリとボールを繋ぎ、最後はサバリのクロスがオウンゴールを誘う形でベティスが1点を返すが、反撃もここまで。
後半はバルセロナが危なげない戦いをみせ1対2。敵地で見事な勝利となった。
ベティスに対する感想
前半、バルセロナに押し込まれながらもゴール前の堅い守備と、ポジティブトランジションからの狙いを持った攻撃でリーグ首位のバルセロナ相手に互角の戦いをみせた。
ただ、後半はポジティブトランジションで劣勢になり、攻撃を封じられてしまった。
バルセロナに対する感想
前半、ボールは支配するも得点を奪えず、ベティスの反撃も度々くらった。
後半はネガティブトランジションで明確に優位性を取り、プレスの効果も前半より高まった事で、より安定した試合展開に持ち込めた。
選手寸評
ベティス
セルヒオ カナレス | 敵ライン間を左右に動きバルセロナのディフェンスライン裏を狙う。前半は彼のポジティブトランジション後のオフザボールでの動きからチャンスを作る事が多かった。 |
ルイス エンリケ | 攻撃時には縦方向にドリブルで仕掛け、相手ボールになれば右サイドに生じがちなスペースをケアする為に自陣深くまで戻る。右サイドを上下動する動きでチームに貢献した。 |
アイトール ルイバル | 守備ではマッチアップするガビの内側に絞る動きに対応しつつ、マイボールになれば前に出て攻撃参加するなど、前半は精力的な動きが目についた。ただ後半は、プレーの勢いが尻すぼみになってしまった。 |
ルイス フェリペ | レバンドブスキとマッチアップする事が多かったが、的確なポジショニングでマークを掴み、流れの中からの得点を許さなかった。 |
バルセロナ
フレンキー デヨング | 攻撃の起点として後方からパスを展開し、相手のプレスをかわせば自らボールを持ち上がる。先制点に繋がるクイックリスタートも見事だった。更に守備面でも自陣深くまで戻ってカバーリングに入るなど獅子奮迅の活躍だった。 |
アレックス バルデ | 前半の出来は今一つだったが、後半は積極的な仕掛けでチャンスを作り先制ゴールもアシストした。リーグ公式のマンオブザマッチに選出される。 |
ガビ | 基本ポジションは左WGだが、マイボールになれば内側に絞りバルデのオーバーラップを促しつつ、後方と前線を繋ぐ中継点としての役割を担う。戦術上のキーマンだった。 |
ペドリ | 後方から前線にボールを運び、更にはフィニッシュにも絡む。前線付近での効果的な動きで決定機に何度も絡んだ。 |
ロナルド アラウホ | 最終ラインでの体を張った守備でベティスの攻撃を封じる。攻撃面でも80分、CKからのボールを体を捻ってのヘディングでゴール前に生じたスペースにボールを送りレバンドブスキのゴールをアシストをした。 |
ラフィーニャ | 右サイドでボールを持てば中央へとカットインし、レバンドブスキがボールを受けに下がれば中央へと進む。65分、先制ゴールを挙げる直前のオフサイドラインぎりぎりでの相手ディフェンダーとの駆け引きも見事だった。 |
投稿主選出の man of the match
フレンキー デヨング
以上、レアル ベティス 対 FCバルセロ 戦のマッチレビューでした。
本レビューは、あくまで投稿主個人の考えや感想を記事にしたものです。
本レビューに対して、ご意見やご感想があれば下のコメント欄よりコメントを頂ければ幸いです。
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